働いてから<約束と違う点>がないよう、事前の交渉で、就労条件を細部まで詰めます!

なぜ、約束と違う

薬剤師さん、看護師さんの転職、就職のお手伝いを長年させていただいておりますと、主な<転職の理由>に、入社前と<約束が違う>ということがあります。
事前にある程度納得しておけばいいのですが、よく確認しないまま入社して、入社後に知ることもあります。その場合に、<約束が違う>という不満が生じます。
多くは、医療、福祉機関側が、
「入社してしまえば、無理を聞いてくれるだろう」
「これまで入社した人は、ここまでは大丈夫だったから、新しく入ってくる人も大丈夫だろう」
といった考え方から来ています。
実際にどのような<約束と違う点>が生じているのでしょうか。

有休が思うように取れない

「有休が思うように取れない」
「盆、暮れの休みに有休を使わされる」
「休みが全体的に少ないから、余分に休もうと思ったら有休を使わざるを得ない」
など、有給休暇の件です。
政府は、有休の利用を、事業者、労働者双方に奨励しています。上記の医療、福祉機関は、この流れに逆行していますが、こういうところは、結構普通にあります。
「人が少ないから、シフトを回せない。みんながまんして有休を取っていない」
「(面接のときに、有休消化率が高いといいながら)実は、盆、暮れの休みは有休消化でやってもらっている」
などと、入社後に告げられることもあり、個人では改善の余地があまりない状況です。

実質労働時間が長い

そのほかにも、入社してみたら、実質の労働時間が長いということがあります。
「夜勤の引き継ぎ、ミーティングがあるので、毎回、始業時間の40分前に入ってくれ」
「夜勤への引き継ぎがあるので、しばらく残ってほしい」
このようにいう医療、福祉機関もあります。その分の残業手当を支払わないところも。

入社前に就労条件を細部まで確認、納得しなかったことに原因も

上記の件は個人で就職する場合にありがちです。また公的職業紹介機関を経由しても、細かな点までは目が届かないことがあります。
もう少し、どのようなトラブルがあるか見てみます。
トラブルを未然に防ぐためにも、細かな交渉をするマルコスタッフに一度ご相談下さい。

<つづく>

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